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シュタイナー教育について

子どもの教育には色々な方法がある

昔、私が幼い頃にも、何とか教室など当時先進的な幼児教育を受けていた同級生等もいたような記憶があります。
でもその教室に行くために私たちと遊べないという事を悔しがり、行きたくないといっていたことを思い出します。

保育の勉強をしていると、もちろんお子さんを安全にお預かりするということが大切なのですが、それ以上に、子どもがキラキラとした毎日を過ごせる、また成長していける環境にしてあげたいなんてことも思うわけです。

色々な教育法の中でシュタイナー教育という教育法があります。
オーストラリア生まれの哲学者ルドルフ・種ナイターという方が提唱された教育法で、知性だけではなく全人的成長を促すための教育として取り組まれたものです。

シュタイナー教育には4つの構成要素がある

シュタイナー教育には、意識としての自我、アストラル体(感情)、エーテル体(生命力)、物質としての肉体という4つの構成から組み立てられています。

意識としての自我というのは、考える自分という意識の事で、アストラル体は、不快・快という気持ちを指しています。
エーテル体は成長、繁殖する力で、物質としての肉体は体の事を指しています。

人は肉体に始まりそこから成長し、感情が芽生えて自我が形成されていく、という発達があり、こうしたことがバランスよく成長できることが大切と考えている教育法です。

シュタイナー教育はユニーク

シュタイナー教育は非常に特徴的で、保育の勉強をする私から見ても本当にユニークです。
エポック教育はシュタイナー教育の中でも特徴的な教育ですが、国語、算数、理科、社会などの主要教科は通常、毎日少しずつ全教科勉強するのが一般的です。

しかしエポック教育では、主要教科の中から1教科だけ選び、数週間学び続けるという教育です。
算数をやっている時には数週間算数のみ、他の教化は全くやりません。

一つの学習を集中的に行うことが大切で、これによって自分の学びとなりますが、一つの学習をずっと行うことで、その他の教化に対しての知識も深くなっていくと考えているのです。

またシュタイナー教育では教科書を利用しないという教育を行っています。
教科書の代わりになるのは子供たちがもっているエポックノート、これに年間を通じて様々な事を書き込み、自分の経験として得たことが教科書となっていきます。

このほかにも低学年では算数に気のみを利用したり、生活、生命と身の回りのものとの学習を結びつける、また子供を点数で評価しないということも特徴的な部分です。

シュタイナー教育は自分で考えて行動できる子を作る

私もできない・・と思うことなので、ぜひともこの教育、今受けてみたいな・・・と思ったりしますが、シュタイナー教育を受けたお子さんの多くが、自分で考えて行動できるという人に成長するといわれています。

この教育を受けた人たちの中には、自分で起業するという方も多いといいます。
実は日本でもシュタイナー教育を受けた実力者が多く、有名なタレントさんの中にも存在しているのです。