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子供の視野体験授業

視野体験授業というのがあります

将来保育士になりたい。
その夢を叶えるために地元である埼玉の専門学校に通っています。

保育士の求人はたくさんあるから今すぐにでも働きたい。
でも、やっぱり専門学校で習う授業をちゃんと受けておかないと意味がないみたい。
理想の保育士になって就職するために、日々頑張っています。

私の学校では保育士になるための専門授業がたくさんあります。
子供と関わるお仕事でしか体験できないような授業ばかり。
1年生の時に受けた授業を紹介しますね。

それは、「視野体験授業」というもの。
保育士は子供たちにとって先生という存在だけど、
子供目線に立ってみないとわからないことっていっぱいあります。
その子供目線を体験できる、それが視野体験授業です。

子供は小さい、小さいからこそ出来ることと出来ないこと。
大人から見て危ないところはどうやって見えているのか。
感じ取ることで子供の気持ちをわかろうっていう授業です。

子供目線とはいえど、子供目線になって子供心を感じるには
自分の頭で考えないといけないんですけど。やっぱり子供目線って大変です。
大人だからこそできることって思ったより随分多いですよ。

子供の目線で生活してみる

視野体験メガネを自分で作ってみました。
子供の視野はすごく狭いので、自分の視野を狭くするためのメガネを作るんです。

そのメガネをかけて子供目線で生活をしてみます。
子供の目線の高さに合わせて歩いてみたり、振り返ったり、物を取ろうとしたり。

子供は視力も大人より悪いんです。
1歳で0.6、3歳で0.8ほどだと言われています。

大人では1.0~2.0ある人もいることを考えると、
子供は視野も狭いし遠くも見えていないことが分かると思います。
実際に体験してみると、普段は知ることが出来ない危険性や
見直しておきたいことがたくさん見つかります。

視野体験メガネは色んな呼び方がされていますが、
インターネットで検索したらたくさん出てきますよ。

ここでは幼児視野体験メガネとチャイルドマウスと呼ばれるものが紹介されています。
また、指はさみ防止グッズの作り方も載っています。

説明書や台紙はダウンロードして印刷することも可能です。
個人で利用するには問題ないので、一度体験してみてはいかがでしょうか。

実際に体験してみて・・・

子供は大人よりも格段に視野が狭いことを身をもって知ることが出来ました。
子どもたちが普段どう感じているのか、どんな危険があるのか、安全性の観点だけじゃなく、
子供の立場に立って知ることは多いのです。

例えば、子供はちゃんと前を向いて歩かないこともあれば、
後ろをすぐに振り返るような器用なこともできません。それは子供の特性であって、仕方がないこと。
子供たちはその危険を身をもって知っていき、大人になっていくのです。

保育士の立場として子供の視野を知っておくのは重要だと感じました。
子供たちが生活している中で感じ取ることを、知れたことはこれからに活かせる気がしています。