青森から登場、そのドラムテクニックに誰もが脱帽するにゃんごスター
ゆるキャラはくまモン、ふなっしー、ねばーる君等、そうそうたるスターを世に出してきていて、キャラクター好きな私にとっては常に新しいキャラクターに目を光らせているのですが、とんでもないゆるキャラが出てきたとびっくりしたのが青森県黒石市出身のゆるキャラ、にゃんごスターです。
ものすごくかわいいというよりも、まさしくゆるキャラらしくとぼけた印象、ちょっと他とは違う強いキャラクターイメージを持っているにゃんごスターは、人気ゆるキャラと同じように、一目見て忘れられない姿といえます。
実はこのにゃんごスターは、本名はシロというんです。
銘柄はサンフジ、体重にリンゴの入った木箱3つ分とあることからもわかるようにリンゴにひっかけているキャラ・・・リンゴ・スターとにゃんこをかけたネーミングがユニークです。
にゃんごスターの生い立ち、リンゴ畑と哀しい猫のお話
私、このゆるキャラにこんな深い話があると思っていなかったのですが、にゃんごスターの生い立ち、誕生の話を聞くと思わず涙です。
飼い猫シロが病気のために7歳で永眠、葬儀屋で火葬をしてからリンゴ畑へ埋葬、すると数年後リンゴの実として復活、次第に成長して地面に落下したことで、あのにゃんごスターの傷があります。
しかしすくすくと成長していくなかで次第に猫だったころの記憶が出てきて、すべてを思いだし飼い主の元へ戻るのですが、白だった?猫は真赤なリンゴのような色になり、赤いリンゴの野獣と呼ばれてしまいます。
仕方なく産みの親であるリンゴの木のおじいちゃんに相談、すると「みんなを喜ばせて力を蓄え、HOLLYWOODの丘に行け。そうすれば元の姿にもどれるじゃろう」といわれ、飼い主のドラムをヒントにして見よう見まねで練習、地域イベントに参加するようになったということです。
ゆるキャラにこんな背景、歴史があったとは・・・こういう歴史があったからにゃんごスターはドラムがものすごくうまく、高い向上心をもって今、頑張っているでしょう。
イベントではアーチストとして参加しているという驚きのゆるキャラ
音楽イベントなどでもアーチストとして参加するというくらいの腕前、だいたいが着ぐるみをかぶった状態でどうしてあんなにうまくドラムをたたくことができるのか?ものすごい事です。
あの世界に名をはせる「X JAPAN」のYOSHIKIさんの目の前で超難しい曲「紅」をたたいたこともあるにゃんごスターは、まさしくゆるキャラアーチストです。
色々なゆるキャラが登場する中、こうした音楽性の高いゆるキャラが出てくるとは・・・可愛い、ちょっと不気味、インパクトが強い、しかもドラムという特技を持っているにゃんごスターは、これからさらにスターになっていく可能性を持っています。